名戸ヶ谷ビオトープを育てる会

「名戸ヶ谷ビオトープを育てる会」は、千葉県柏市名戸ヶ谷にある湿地・水田ビオトープを柏市と周辺地域住民の協力のもと、管理・運営している団体です。野生動物の生態系調査や、ホタル再生活動、稲作活動などを行っています。

2023.9.7 活動報告

休耕田が蓮花でいっぱいです

頂いた大賀ハスの実を発芽させ、3年目で一面に花を咲かせました。昨年、休耕田に根(レンコン)を入れた鉢を埋めて育てていましたが、休耕田からはみ出して稲の間からも花が立ち上がりました。早朝にはミツバチやハナバチも蜜や花粉を集めに来ていました。ピンクが「大賀ハス」で白(花の先端がピンク)が「巨椋ハス」です。

もうすぐ稲刈りです

今年の夏は記録的な猛暑で、米も高温障害や虫害で一等米が少なくなっているようです。ビオトープの田んぼでもカメムシが見られましたので心配です。8月まで台風の襲来がなく、少し倒伏していますが稲刈りには支障ないでしょう。8月27日に天日干し用の「はざがけ」パイプを組み立て、閉じ藁・紐等の準備を進めています。稲刈りは会が9日、10日、名戸ヶ谷小学校が14日の予定です。足踏み脱穀機等による脱穀は10月中旬です。

案山子は「萬太郎」と「さかなくん」です

猛暑で案山子作り作業が進まずやっと1日に完成しました。鳥除けネット下では「ギンヤンマ」の羽化が多くみられ、網目から脱出できないので救助しています。

  • 休耕田がハス花池です
  • 大賀ハス(古代ハス)
  • 巨椋ハス(爪紅ハス)
  • 「萬太郎」と「さかなくん(大きなマグロ付)」
  • ギンヤンマを救助