ホタルが飛翔しています
今年は放流直前の気温上昇で飼育用水槽温度が上がり、幼虫が全て死滅してしまいました。6月14日に現地で6匹のホタルを確認できまししが、これはビオトープでの自生ホタルとなります。昨年も放流区域と異なる場所でホタルが確認されていましたので「もしや?」と期待していましたが証明されて喜ばしい限りです。以前の名戸ヶ谷湧水付近では「この時期になるとホタルがいっぱいいましたよ」と地域のご高齢の方々が言っていますので更に多くの自生ホタルが飛翔するよう力を尽くしていきます。
楽しかった田植えも終わり、ビオトープは自然がいっぱいです
新型コロナの扱いが緩和され、田植えは賑やかに行われました。会の田植えは連休最終2日間で新会員や市民参加もあり、あっという間に植え終わりました。10日には今年も名戸小5年生67人が泥んこになりながら「もち苗」を植えました。みなさん楽しく良い思い出になったようですが、植え直しが大変でした。
カルガモが餌を漁り、ウグイスが縄張り主張で美声を響かせています。シオカラトンボやアゲハチョウが飛び交い、ニホントカゲは木道上で、シュレゲルアオガエルはハスの葉の上で陽当たり休息をとっています。
植物では「ジョウロウスゲ」が生育範囲を広げ小穂を付けていますし、今月末には巨椋ハス、大賀ハスの開花も見られるでしょう。
土小学校の校地外学習(観察会)です
6月7日、雨で一週間延期になりましたが2年生70人と校長、担任の先生、見守り隊の父兄がビオトープの広場に集合しました。田んぼや湿地での生きものや植物の観察、ザリガニ釣り等楽しく有意義な時間を過ごしました。児童達からの質問に立会いの会員が丁寧に説明していました。ビオトープへはほとんどの児童が初めての来訪でしたので、次は家族で来るよう、又ザリガニなど外来生物は他の池などに放流しないようお願いしました。
- 自生ホタルの発光
- 名戸ヶ谷小学校の田植え
- 植え直し作業
- 土小学校の観察会
- 木道沿いのジョロウスゲ
- ハグロトンボ