名戸ヶ谷ビオトープを育てる会

「名戸ヶ谷ビオトープを育てる会」は、千葉県柏市名戸ヶ谷にある湿地・水田ビオトープを柏市と周辺地域住民の協力のもと、管理・運営している団体です。野生動物の生態系調査や、ホタル再生活動、稲作活動などを行っています。

2022.3.5 活動報告

ビオトープにも春の便りです

今季の冬は寒さが厳しく、田んぼは氷が厚く張りました。2月中旬を過ぎてやっと最低気温が氷点下にならず、雨が降りましたのでニホンアカガエルの産卵が始まりました。25日現在で100個を超えています。3月中旬にはアズマヒキガエルの産卵もはじまります。
ネコヤナギも銀色の綿が大きくなりました。もうすぐ黄色の花弁が覆います。カワセミは休耕田などで小魚を狙っています。
*田んぼの準備はオタマジャクシが少し育ってからです。足元に注意して木道を散策し、野草の新芽や花、生きものを見つけてください。

ザリガニ釣り場側からの南北木道を延長しました

ザリガニ釣り場から中央木道を繋ぐ南北木道を北側木道まで延長しました。マコモ群生地の中でアカバナなどの観察ができます。散策ルートが増えましたが、子供たちの安全には十分気をつけてください。
*ザリガニは水が冷たいのでまだ泥穴の中です。

  • 田んぼの真ん中に産卵されたアカガエルの卵塊群
  • カワセミが飛び立つ瞬間です
  • 新設延長された南北木道(手前側)